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Channel: 心にうつりゆくよしなし日記
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氷室京介 TOUR2014 横浜ファイナル二日目レポ

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25th Anniversary TOUR GREATEST ANTHOLOGY -NAKED- FINAL DESTINATION
2014,07,20 横浜スタジアム

セットリスト
<MC  
01.WARRIORS
<MC ◆
02.PARACHUTE 
03.WILD AT NIGHT 
04.Girls Be Glamourous 
05.CALLING
<MC >
06.眠りこむ前に
<MC ぁ
07.DEAR ALGERNON
08.たどりついたらいつも雨ふり
09.ONE LIFE 
10.BANG THR BEAT 
11.Doppelganger 
12.NATIVE STRANGER
<MC ァ
13.魂を抱いてくれ 
14.IF YOU WANT 
15.Rock'n'Roll Suicide 
16.Weekend Shuffle 
17.IN THE NUDE~Even not in the mood~ 
18.LOVE & GAME 
19.DRIVE
<MC Α
20.WILD ROMANCE 
~ENCORE 
<MC А 
21.North of Eden 
22.THE SUN ALSO RISES 
(雷によりライブ中断)
~ENCORE◆
<MC ─
23.ANGEL 
<MC >

生きた心地がしなかった。本当に、死ぬかと思った。恐かった~。こんなライブは初めてです。

これはおそらく天罰と、神様からのお告げだろうと勝手に解釈することにします(笑)。まずは、順を追って書きます。

氷室京介が引退を発表してから1週間。この日が最後の「ツアーファイナル」になる予定でした。私も、ちょっとでも長く「氷室京介のライブ」を感じていたいと思い、この日も開場予定時間の数時間前に到着しました。

開場予定時間が15時でしたが、私が横浜スタジアムに着いたのが12時30分。そこにはたくさんの人。グッズを買い求める人、カレーを買い求める人・・・皆、思い思いに過ごしています。

ブラブラと歩いていると、会場内ではリハーサルが始まったようで、中から演奏が聞こえてきます。前日はけっこうたくさんの曲を演奏していましたが、この日は曲を途中で止めているのが多く見られ、かなり簡素的なリハーサルでした。

開演予定時間は17時。それに合わせて16時に会場入りします。前日とは打って変わって晴れ間もそこそこに、気温が高い横浜スタジアム。パタパタとウチワで仰ぎながら開演を待ちます。ステージ両サイドのモニターには、「ONE LIFE」のCMが流されていました。

座席は、スタンド1塁側7列目。前日とあまり変わらない席でした。

どんどん埋まっていく客席。そして、開演予定時間の17時を過ぎると、客席から手拍子がちらほらと起こり出します。ここで気付いたのですが、開演予定時間を過ぎているのに、ステージ上には青いビニールシートが貼られ、よくあるサウンドチェックも行われていませんでした。大丈夫かこれ?と思っていますと、開演予定時間を15分過ぎた頃、アナウンスがかかります。曰く、氷室京介の25年の歴史をまとめた映像集を流すとのこと。

当然これが最終アナウンスだと思ったのですよ、私は。まあそれはおいておいて、この映像集がなかなかの優れもので、いろんなライブの写真やファンクラブ会報で掲載された写真が次々と紹介されていきます。その際、チョコチョコヒムロックのプライベート写真が挿入されており、その都度ファンは大歓声でした。幼児の頃、少年の頃、学生の頃、バイクに乗ったヒムロック・・・など、ファン垂涎の内容でした。

しかし、この映像が長い!延々30分以上に渡って流されていました。炎天下の中、これはキツイ。

映像が終了に近づくと、ステージ上のビニールシートが剥がされます。そして長い映像がやっと終了。すわ、ライブ開始か!と思いきや、今度はスタッフが出てきてサウンドチェックをやりだします。まさしく今からライブの準備をするという、なかなかナメたマネをしてくれます。この地点で17時45分。再度言いますが、開演予定時間は17時。

サウンドチェックが終了しても、スタッフはステージをウロウロしています。転がしモニターにかけたビニールシートを剥がしたり・・・等。で、18時ごろになってやっと「間もなく開演いたします」の最終アナウンスが。間もなくもヘチマも、ずっと待っています。何度も書きますが、開演予定時間は17時。

もう完全に客席はダレきっていました。私も完全にダレてしまい、もうどうでもよくなっていました。

18時10分ごろ、ようやくライブが開演。SEと共に、前日同様25年間の軌跡をまとめた映像が流されます。これが長い。ライブ前の映像とカブっているものもありましたし、ダレきった客席に、さらに追い討ちをかけるこの仕打ち。ヒデェ・・・。

ようやくヒムロックが登場し、客席は一気にヒートアップ。いや、無理やりテンションを上げたというべきか。テンション上げないとやってられません。

ファンもさすがに「プロ」でした。序盤から見事な一体感を出して、ライブを盛り上げていきます。前日同様、音はよく、ヒムロック自身もステージサイドに走りこむなどして、客席を煽っていきます。

怒涛のごとく前半を終了し、中盤のバラードセクションに。前日に比べてステージ上の音はよかったと見え、また、ヒムロックも気合が乗っていて、実に締まった内容でした。

しかし、ここらあたりから、遠くの空では稲光が見えるようになります。

後半は、あまり動き回らずものすごい集中力で楽曲を歌い上げるヒムロック。実にカッコいい。しかし、曲の最中何度も雷光が見え、すこしずつこの横浜スタジアムに迫っているように見えました。

ステージ上でもそれを察知してか、曲間を短くして、ライブの短縮化を図ろうとする動きが見えました。雷がキライな私は、ステージを見ていると常に稲光が見えるので、気が気じゃありませんでした。ですが、それが功を奏してか、とてもいい疾走感が出ていたと思います。客席も雷をもろともせず、全力でヒムロックのパフォーマンスに応えていきます。そして、大盛り上がりのまま、本編が終了しました。

アンコール。開始されるまでかなり時間がありました。その間、ひたすら雷が鳴り続ける横浜スタジアム。雨もパラパラと降ってきました。ヒムロックは見たし、雷は恐しという複雑極まりない感情の中、ようやくステージに灯りがともり、メンバー&ヒムロック登場。

集中してバラードを歌い上げるヒムロック。しかし雨が本降りになり、雷がスタジアムの真上で炸裂するようになります。本来は号泣して聴くはずだった「THE SUN ALSO RISES」も、それどころじゃありません。折に触れて凄まじい雷が鳴り、あまりの恐ろしさにへたり込む観客も多く見えました。

さすがに命の危険を感じた私。こうなりゃコッチも命がけです。ステージ上でもそれを察知したようで、「THE SUN ALSO RISES」が終了後、メンバーが袖にハケてしまいます。それを見た瞬間、私も全力でスタジアム内に避難しました。

主催者側から雷のためライブを一時中断する放送が流れます。ドンドンスタジアム内に観客が避難してきます。そして、アリーナにいた客もスタンドに避難してきます。アリーナの観客の収容にはずいぶんと時間がかかっていました。そのまま約1時間、ライブは中断。その間、凄まじい雷と雨。ステージ上ではスタッフが雨対策に大わらわしていました。

雷鳴が遠のき、雨も小雨になってきた頃、ようやくライブが再開されるというアナウンスが流されます。続々と客席に戻る観客。しかし、3万人の移動はスムーズには行かず、なかなか客席が埋まりません。ようやく客席が埋まったのを見計らって、メンバーがステージに登場。そして、ヒムロックが登場!大歓声の客席。

ここでヒムロックが、前日のリハーサルで胸を骨折していたことを明かし、客席が驚愕します。そしてそのまま「命をかけたANGEL」を演奏。客席が一体になります。まだ雨も残り、雷も鳴っています。しかし、ステージ上手に走りこむなど、最後まで客席を盛り上げようとしたヒムロック。その大盛り上がりのまま、ライブは終了しました。

まだステージに残るヒムロックとメンバー。何か演奏するのかと思いきや、ヒムロックから「もう一度リベンジしたい」とのMCが!これには客席大歓声。深々と客席に頭を下げてステージを去るヒムロック。前日同様、ステージを降りるヒムロックをカメラが追いかけましたが、それも一部だけ。車に乗り込む場面は映されませんでした。前日のような花火もなし、特効もなし、「ANGEL」の映像もなし。ものすごい余韻を残してライブは終了しました。この日は、ライブ終了のアナウンスがありました(笑)。

まあ、事情があったのでしょうが、定刻どおりにライブを始めていれば、雷などに干渉されなくて済んだのですよ。ダラダラと1時間以上も遅らせるからこんなことになるのですよ。これ、きっと、天罰ですよ。

しかし一方でこれは、神様が「まだ辞めるときじゃないよ」と言っている気がします。もう一度、ライブをやりなさいと。あなたの力はそんなもんじゃないですよと。

ぜひ、リベンジライブ、してほしいと思います。数年後でもかまいません。体調を万全に整えて、やってほしいと思います!



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