25th Anniversary TOUR GREATEST ANTHOLOGY -NAKED- 2014,06,21 オリックス劇場 セットリスト 01.BANG THE BEAT 02.Doppelganger <MC 03.PARACHUTE 04.WILD AT NIGHT 05.Girls Be Glamorous 06.COOL 07.CALLING <MC ◆ 08.たどりついたらいつも雨ふり 09.TRUE BELIEVER 10.IF YOU WANT 11.魂を抱いてくれ <MC > 12.STRANGER <MC ぁ 13.ONE LIFE 14.IN THE NUDE 15.WARRIORS 16.Weekend Shuffle 17.LOVE & GAME <MC ァ 18.DRIVE <MC Α 19.Wild Romance ~ENCORE 20.North of Eden 21.THE SUN ALSO RISES 22.KISS ME ~ENCORE◆ <MC А 23.JEALOUSYを眠らせて 24.SUMMER GAME <MC ─ 25.ANGEL
大阪公演、五日目です。
私にとってはおよそ1カ月ぶりのライブ。どんな風に変化しているのかがとても楽しみでした。
前回は入場列が長く組まれていたので、早めに会場入りします。座席は1階席の18列目。上手側の席でした。
周囲を見渡すと、ツアーのTシャツを着た人が多くみられます。そして、「なんちゃってヒムロック」も(笑)。よくよく考えてみれば、本来はこの二日間がツアーのファイナルになる予定だったのです。当然、全国からファンが集まっていると見ていいでしょう。
客席は意外なほど落ち着いています。そして最終アナウンスが終わると立ち上がる客席。手拍子でヒムロックの登場を待ちます。
開演予定時間ちょうどに客電が落ちます。大歓声の客席。メンバー登場後、ヒムロックが登場!歓声が膨れ上がります。
この日のヒムロックは絶好調。序盤は激しく動くことはなく、たまに上手に行って客席を煽るくらいでしたが、色々な客席に目を向けて、その反応を楽しんでいるように見えました。
座席からステージ全体が見えるとてもいい位置でした。こうして全体を見てみると、バックに映し出される映像と、演奏されている楽曲、そしてライティングが実にマッチングしていることを発見します。これを考えた照明は、天才かもしれない。
演奏も手慣れた感じで、テンポよく進んでいきます。そして、バラードセクション。見事に歌い上げるヒムロックに鳥肌が立ちました。隣の女性はずっと泣いていました(汗)。
ライブ後半、ここで奇跡のような光景を目撃しました。
実は会場内の音響が最悪でした。演奏は聞こえてくるのですが、肝心のヒムロックの声が聞こえてこない。バラードセクションまでは何とか耐えていられましたが、一向に改善される気配がない。これはしんどいなと思っていると、「WARRIORS」あたりから、客席の大合唱が起こります。しかも、素晴らしい一体感で。これがラストまで、一切途切れることなく、ビート系の楽曲は客席がシメた形になりました。
ヒムロックも嬉しそうで、ペットボトルが何本も客席に放り込まれます。私の近所にも数本着弾しましたが、至近距離で見るとあれは凶器です(笑)。直接キャッチするのは難しいと思います。ヒムロックの強肩を改めて見せつけられました(笑)。
こうしたことから、とてもゴキゲンなヒムロック。しゃべりも実に饒舌でした(笑)。
何より、この日はイヤモニの調子が良かったらしく、舞台袖にイヤモニの指示を送る場面が全く見られなかったのは、特筆です。おかげで、後半の盛り上がりにつながりました。ホールがいいのか、スタッフの腕がいいのか・・・(笑)
最後は、見事な大合唱で終了したこの日のライブ。深々と客席に例をするヒムロック。それを大氷室コールで湛える観客。アーティストと観客の素晴らしい関係性が見られた場面でした。これこそが25年の集大成の場面だったと思います。
この日は、客席の「プロ」が揃ったライブだったと思います。悪い環境でも一切ダレず、観客それぞれが盛り上げ役に徹した最高のライブだったと思います。これこそが、「チーム氷室」の真骨頂だったと思います。
この勢いで、大阪のファイナルで「新曲披露!」みたいなサプライズ、ないでしょうか。・・・ありませんやね(汗)
ヒムロックファン、万歳!!