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Channel: 心にうつりゆくよしなし日記
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氷室京介 TOUR2014 米子公演レポ

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25th Anniversary TOUR GREATEST ANTHOLOGY -NAKED-
2014,04,05 米子コンペンションセンター

セットリスト
01.WARRIORS
<MC  
02.PARACHUTE
03.Rock'n Roll Suicide
04.WILD AT NIGHT
05.Girls Be Glamorous
06.COOL
07.CALLING
08.TRUE BELIEVER
<MC ◆
09.たどりついたらいつも雨ふり
10.IF YOU WANT
11.魂を抱いてくれ
<MC >
12.STRANGER
13.CRIME OF LOVE
14.ONE LIFE
15.BANG THE BEAT
16.Doppelganger
17.Weekend Shuffle
18.LOVE & GAME
19.Wild Romance
<MC ぁ
20.ANGEL
~ENCORE 
<MC ァ
21.North of Eden
22.THE SUN ALSO RISES
23.KISS ME
~ENCORE◆
<MC Α
24.JEALOUSYを眠らせて
<MC А
25.SUMMER GAME

氷室京介、TOUR2014米子公演です。

ここ数日の暖かさとは打って変わって気温の低いこの日、冬支度で米子まで出かけてきました。

米子に到着したのがお昼過ぎ。天気も良く、会場周辺の桜を存分に見物することができました。しかし、夕方になり、会場に向かう道すがらは雨模様で、寒い。傘を持ってこなかったことを激しく後悔しました。幸いにして、会場となる米子コンペンションセンターは駅から近く、雨も小雨だったということもあり、何とかずぶ濡れにならずに、開演15分前に会場に着くことができました。

座席は、1階席11列目の正面。既に会場内は観客で埋め尽くされています。開演を待っていると、隣の女性から気軽に話しかけられます。そこで、米子はライブを演る会場がなかったので、なかなかライブが開催されなかったのですが、近年この会場ができたことで、色んなアーティストがライブを演ってくれるようになったのだと教えてくれました。

ほうほう、なるほどと話を聴く私。そんなことをしている間に最終アナウンスがかかります。すると、前列が総立ちになり、あちこちからヒムロックを呼ぶ声が聞こえてきます。大体どの会場でも「氷室~!」と名前を呼ぶのが一般的ですが、ここ米子では「待ってたぞ~!」「ようこそ米子へ!!」などとメッセージが込められているのがとても印象的でした。

開演前から大盛り上がりの会場。そんな雰囲気を察してか、開演予定時間ちょうどに客電が落ちます。大歓声の客席。メンバー登場後、ものすごい歓声の中、ヒムロックが登場。

ライブ序盤から大盛り上がりの客席。そんな客席に引っ張られるように、ヒムロックもノリノリです。いきなりペットボトルを客席に放り込み、シャイニングも飛び出します。序盤は客席にマイクを向けることは少なかったですが、かなり楽しそうな表情をしていて、こちらも思わず我を忘れそうになりました。

中盤のバラードセクションは、相変わらず秀逸。仙台の初日のごとく、常にイヤモニを気にする様子もなく、歌い上げていきます。途中、MCを挟みましたが、どうやら予定外だったようで、ステージ上の本田さん、西山さんがおや?という表情をしていたように見えたのは、私だけでしょうか(笑)。

米子では、久しぶりとなる「IF YOU WANT」が披露され、会場内の女性が涙ながらに曲に聞き入っていました。

終盤はひたすら盛り上がる会場内。ヒムロックも、右へ左へと動きマイクを客席に向けていきます。それに大歓声で応える客席。「Wild Romance」の終わりには、ヒムロックの「センキュー」の大連発が聴かれる、「ANGEL」ではマイク胸当てが披露されるなどのフルコース!まさかここまでの大盛り上がりになるとは、予想していませんでした。

アンコールも、バラードはしっかりと歌い上げ、「KISS ME」では盛り上がるという、実に締まった内容。衣装がTシャツの上に赤のシャツを着ていたのが実に印象的でした。やっぱりヒムロックは、赤が似合う!

一回目のアンコールが終了すると、名残惜しそうにステージを後にするヒムロックとメンバー。客電は点いていないため、当然客席から二度目のアンコールを求める声が。それに押される形で、ステージ袖に引っ込んでわずか数分で再びステージに戻るヒムロック。

よほどライブの出来が良かったのか、ゴキゲンなヒムロック。長いMCの間に、自分の泊まっているホテル名を言ってしまうなど、かなりオメチャメな場面も見られました。

そして、大盛り上がりの二度目のアンコール。客席が一体となった素晴らしい出来栄えで、この日のライブは終了しました。

私にとって、この米子公演が事実上の2014ツアーの初日だったのですが、まさかここまでの内容になるとは予想外でした。なかなかアーティストが来てくれない街だっただけに、待ちに待った感が爆発しているのがよく感じられました。大阪などはほぼ、確実にツアー日程に組み込まれるので、こんな雰囲気になるのは稀だと思います。たまには、こうした街に出かけなきゃいけませんね(笑)。

さて、当日のMCです。よくしゃべり、オチャメな内容で、客席大盛り上がり&大爆笑でした。

<MC  
ヘイヘイヘイヘイヘイ!ハロー米子ベイベーっ!会いたかったぜ!OK、久しぶりの夜だぜ思いっきり騒ごうぜオーライ!

<MC ◆
センキューありがとう。今回のこのツアーは去年の夏に出したベストアルバム、25周年を記念してのベストアルバムを受けて、こうしてずっとツアーを廻ってるんだけど、米子のみんなは気に入ってくれてるかな、この選曲?(大歓声)。そのベストアルバムの中に入ってない曲も沢山これからみんなに聞いてもらおうと思うんだけど、この25年間の間に俺の気持ちの中に残っている曲ばっかりを用意してるんで、最後までゆっくりと、十分楽しんでほしいなと思います。

<MC >
え~センキュ。もう早いもんで、俺がソロになって、デビューしてから25年てことで、ほとんど一世紀の間の四半世紀っていう、25年間もこうして全国津々浦々でみんなの前で歌ったり、それから、レコーデイングしたり、もう本当あっという間の出来事なんだけど、その一番最初に、バンドで、みんなもう、もちろんよく知ってると思うけど、BOOWYっていうバンドをやっていて、で、バンドから一発目のソロになる時に自分が1人で、一人になって何を歌うかってのをすごいやっぱ、最初のアルバムではメチャクチャ不安だったし、すごい煮詰まって、何を歌ったらいいのかと真剣に悩みながら、アルバムをやっと仕上げたような状態だったんだけど、そのアルバムを作るときのコンセプトとして、2曲だけそのアルバムで、絶対BOOWYではできなかったと、俺一人になってからじゃなきゃできなかったことをやりたいなってことで、すごくフォーカスして作った曲が2曲あるんだけど、その中の一曲を次はみんなに贈りたいなと思います。俺の、自分の内面てこう…何ていうかな、周りと上手く融合できない、ミスフィットな感覚を、自分の中の内面のPainみたいなものをテーマにした曲で、この曲は、まあ俺は色々優秀な、すごく才能のある作詞家の人たちと色々仕事をしてるんで、色んないい詞を書いてもらってるけど、この詞は俺じゃなきゃ書けなかったなってやつを一発贈りたいなと思います。

<MC ぁ
エーイサンキュー米子。聞くところによると俺は、ツアーて米子に来るのはすごく稀だっつーことで…そうだっけ?(客席から「そうだよ~」の声)…ああそうか。何で今まで来なかったんだろ?(大歓声)米子サイコー(笑)。え~最後に、俺が自分のこの歴史を、25年間の長い歴史を、この曲から始めたってやつを、心を込めて(マイクを胸にコンコンと当てる。客席大歓声)贈りたいなと思います。「ANGEL」!

<MC ァ
サンキュー、サンキュー米子。愛してますサンキュー。

<MC Α
エーイサンキュー米子。サンキュー。めっちゃくちゃ気持ちいいです、サンキュー(大歓声)。3日前に東京を出て飛行機で倉敷っていうとこに行って、倉敷で演って、で、倉敷は何か水郷の街?もう近くだよな?こっから。バスで移動してきたんで。で、どこも、倉敷も、米子の全日空ホテルに入ってからも、そのホテルの水道に、日本一水道水の美味しいとこなんだって?ここは(大歓声)。何で?(客席から「田舎だから~」の声)あ、田舎だからか~(笑)。俺の生れ故郷もかなり田舎なんで別に驚かないけど、別に水郷があるわけでもない、水の美味しいところだってんで水道水こうやって飲んだら、あんまり俺には違いはわからなかったけど(笑)。ただ、これ倉敷もそうだったんだけど、ウォシュレットの水の勢いはスゴいね(笑)。口から出るかと思うくらい(笑)スゴくて。メチャクチャ…やっぱ来てよかったなっていう(大歓声)。本当に…ありがとう。これまだ、ツアーもまだ、今回は42本か。総本数42本ってことでかなり多い本数で、で、まだまた30何本残ってんだけど、今日この貰ったエネルギーをもってこの後も、ビシビシとロックンロールをしてこようかと思います。センキュー(大歓声)。この静かな状態の中で、この残りのツアーを支えてくれる親愛なるメンバーを紹介したいと思います。まずドラムス、これはもう、俺には常連なんだけど、アメリカから今回も参加してくれてます。チャーリー・パクソン。このバンドの女房役で、けっこう俺とはもう23年ぐらいの付き合いなんで、何本も何百本も、ステージやる間には夫婦仲がおかしくなったり(笑)、色んなこともあるけど今日はスゲー気持ち良かったぜ(笑)、相棒。オンベース、西山文晃。もう一人アメリカから、これは『"B"ORDERLESS』ってアルバムみんな当然知ってると思うけど、そのアルバムの中の6割りぐらいか、アレンジを全部してくれて、それからギターを弾いて、で、ベースもたまに弾くんだけどメチャクチャ才能のある、コイツもメチャクチャ頼りになる相棒です。紹介します、YT。もう一人、俺とは本当に古い付き合いで、バンド時代からの付き合いなんだけど、俺がBOOWYってバンド演ってた時にライバルバンドでPERSONZっつーバンドがいて、そのリーダー格の、その頃から世話になりっぱなしの、毎回毎回ステージでももう俺はこの人に頭上がんないっス。紹介します、オンギター、本田毅。俺は25年の長い歴史の中でどのツアーもスゴく印象に残っているっていうか、どのツアーもスゴく大切なツアーなんだけど、特に印象に残っているツアーで「One Night Stand」っていうのと、「HIGHER THAN HEAVEN」っていう二本のツアーがあって、その「One Night Stand」の方で、スティーブ・スティーブンスと一緒にプレイして以来、この人の俺は大ファンです。紹介します、オンキーボード、大島俊一。それからもう一人、みんなからちょっと見えない場所なんだけど、マニュピレーターっていう仕事で、このコンサートの全ての流れを司って、それからオープニングのSEも作ってくれている、すごい才能のあるプログラマーを紹介します。テッセイです。(舞台上手を向いて)テッセイ~(笑)。すごい照れ屋なんだよね。みんなに見せられないのが残念だよね。…えー何だっけ?そうじゃないよね?…そうそう(笑)。ああ、えー最後に、最後に集まってくれたみんなが一つになれるやつを思いっきり贈りたいなと思います。

<MC А
オーライもう一発こういうアツい街にぴったりのヤツを贈るぜ!「SUMMER GAME」!

ライブ終了後、隣の女性から

「ずっとメモってたんですか?わかりますぅ~私も何回かやりました。でも、なかなか上手く書けないですよね。全部MCメモしてる人とかいますけど、知ってます?気持ち悪いですけど、すごい人もいるんですよ~」

…そのブログの管理人です、という言葉を胸の中で呟きながら、苦笑いするワタクシ。ごめんなさいね、気持ち悪くて…(涙)。

しかし、とってもキレイな会場だったので、私個人的にはとても好きな雰囲気です。また、機会があれば訪れたいなと思います。米子、最高でした(笑)。

ツアー序盤でのこのクォリティーと勢い。これからの公演が楽しみです!

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